2020年以降の地球温暖化対策を定めたパリ協定(2015年12月に採択、2016年11月に発効)における温室効果ガス(CO2)の削減目標(日本は、2030年度時点で、2013年度比、CO2排出量を26%削減)の達成やエネルギー需給の安定化のため、CO2排出量を減らすことが必要です。
特に、業務その他部門(事務所ビル、商業施設などの建物)では、2013年度比40%の削減が必要となっています。*1
ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディングの略称です。快適な室内環境を保ちながら、屋根や外壁や開口部の高断熱化、日射遮蔽、自然採光や自然換気などの自然エネルギー利用、および空調や照明などの高効率設備の導入により大幅な省エネルギーを実現した上で、太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入することにより、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
弊社は大阪初となる完全ZEBの「ワッツ・ラボ オオサカSANKO研修センター」の竣工式を令和元年10月29日に執り行いました。三晃空調は、これまで、空調調和、衛生設備工事の施工を通じて、建物の省エネルギー化に貢献してまいりました。その技術と経験を生かし、さらなる環境負荷低減への挑戦のため、自社の研修施設を 完全『ZEB』(年間の一次エネルギー消費量が正味 ゼロまたはマイナス)化し、新築いたしました。また、建築物の省エネルギー性能表示制度である、BELS(ベルス)*2について、最高ランクである、BELS 5の評価を受けております。
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お客様建物で、アクティブデザインの高効率空調、高効率換気、高効率給湯を実現するために、弊社は、お客様のご要望をお聞きして、空気調和・衛生設備の設計施工で積んだ多くの実績に裏付けられた高い専門能力を元に、お客様に最適なサービスをご提供します。
そしてZEBの普及に貢献するため、2025年までに当社のコンサルティング受注物件の内、50%以上をZEBとすることを目標といたします。
※2022年度実績:ZEB水準を含むコンサルティング受注割合0%